こんにちは、早川です。

「IT」と「ICT」、どちらを使うか?

これもホームページリニューアル時に議論した項目です。

通信業界に居ると「ICT」が浸透していますが、一般的には「IT業界」と言われるように、「IT」が多く使われています。

少し詳しく見てみました。

ITは「Information Technology(情報技術)」の略で、インターネット等の通信やコンピューター、ソフトウェア等の関連の技術を組み合わせて活用することを指します。

ICTは「IT」にプラスして「Communication(伝達、意思疎通)」が追加されます。

行政ではどちらを使っているか調べてみると、総務省や文部科学省はICTを使うことが多く、経済産業省はITを使うことが多いようです。
また、総務省は、情報通信政策を「ICT政策」と謳ってます。

これらのことから、「技術」寄りなのか、技術を使い「伝える」ことなのか、どちらに比重を置くかで使い分けることになります。

私のシステム導入コンサルティングのモットーは、「業務とシステムは両輪であるが、システムは単なるツールでしかない。」です。

現場の業務を中心とした業務改善・コスト削減を、システムと回線(ネットワーク)の両面から支援するためには、「IT」にプラスして「Communication:どのようなコミュニケーションが生まれるのか?」の観点が最も真価が問われる部分です。

これを機に、どこでも迷わず「ICT」を使うことができるようになりました。